手触り感についてのポエム

知識として知っていることと手触り感を持てているかの違いについて。

知識として知っているか知らないかは大きく違うし、そこから知っていてるだけでなく当事者感を持てていたり道具として使いこなせるかはまた大きく違う。

知識として知っていてそれを話しているのか、それとも体験まで落とし込まれたもの話しているかも違っているし、体験まで落とし込まれた感覚は、頭の人が整理した知識よりも情報としての練度が高いように思う。

自分はリーマンショックの時に高校受験をしたが、建築関係の自営業者が大きい街だったため、打撃を受けた家庭の人が私立高校ではなく定時制へ進路を切り替えたりするのをみた。その頃塾へ通っていたが、塾に通っていない人と比べなんだか周りに比べてズルをしているように感じてしまい塾をやめた。 比較的恵まれた環境で育っているので、貧困や恵まれていない環境に対する感覚は鈍いかもしれない。ただ格差や公平感といった感覚には敏感になった。